
伝統工芸が消滅の危機に瀕している現状をご存知でしょうか?伝統的工芸品産業振興協会の統計によれば、1983年から2015年にかけて伝統工芸品の生産高・従業者数はそれぞれ-80%に減少しました。現状を深掘りしていくと、収益の減少、事業者の高齢化による人手・跡継ぎの不足、原材料や道具の調達の難しさ、など様々な課題が見えてきました。Culpediaは、京都を中心に伝統工芸の現状を調査し、その調査ノウハウを、日本のみならず世界の伝統工芸の進化に役立たせたいと願っています。
調査推進フロー
調査
指定工芸品の作り手である職人や組合を訪問取材し、現状を把握
指定工芸品についてはこちら
分析
有形の伝統文化(工芸品)と無形の伝統文化(宗教、茶道、華道、踊り等)の関係の見える化
発信
分析結果をもとに、伝統文化の保護方法のあり方を再考する手がかりを発信
併せて伝統文化に対する課題の認知を拡大
提言
発信のフィードバック等も含め、関係自治体や関係省庁に向けた提言を実施
